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治療技術

  • 2020年5月13日
  • 2022年1月9日

肩関節の夜間時痛は姿勢の影響が考えられる理由

 「夜痛くて寝れないんです.」 夜間時痛を訴えるクライアントは多いと思います.夜間時痛は日中の安静時 の疼痛とは考え方を変えないといけない場合があります.今回は肩関節の 夜間時痛についてご紹介します. 安静時痛と夜間時痛の違い  安静時痛と夜間時痛は異なる場合があります. 安静時痛とは筋の収縮,伸張や荷重時の痛みとは異なり安静にした状態で疼痛が出現 するため炎症症状が示唆されます.一方夜間時痛は炎 […]

  • 2020年5月11日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上~小胸筋編~

 触診技術を向上することで治療,評価技術の精度 を上げることができます.触診方法については以前記事 にした「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」 をご参照ください.今回は小胸筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~小胸筋とは~ 肩甲骨による向き調整ができない場合はどうなるのでしょうか. 肩関節の外転運動で考えていきます.  肩関節が外転運動に伴い,上腕骨近位は下方へ移動していき […]

  • 2020年5月8日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上~棘下筋編~

 触診の技術を向上することで治療,評価技術の精度 を上げることができます.触診方法については以前記事 にした,「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」 をご参照ください.今回は棘下筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~棘下筋とは~  棘下筋とは,上部線維,中部線維,下部線維の3部で構成されている筋です.  棘下筋のタイトネスは後方から上腕骨頭を前方へ押し上げることで上腕骨頭を前 […]

  • 2020年5月6日
  • 2022年1月9日

関節可動域制限の発生メカニズムと治療戦略

 多くのクライアントは関節可動域制限を持っており, セラピストは関節可動域制限に対して治療することが多いと思います. しかし関節可動域制限のメカニズムを把握していないと治療ターゲット を間違えてしまうかもしれません. 今回は関節可動域制限についてご紹介します. 拘縮の発生要因    拘縮とは,皮膚,骨格筋,関節包,靭帯など関節周囲に存在する軟部組織の となります.したがって,麻痺により筋緊張が亢進 […]

  • 2020年5月3日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく

 私たちは治療をしていく中で,あるいは評価をしていくなかで 触診というものは欠かせません.筋,骨,靭帯,神経を触ることができなければ 治療することも評価することも困難です.言い換えると触診ができるように なれば,治療することも評価することもできるようになると思います. 今回は触診について紹介したいと思います. 触診の方法  触診の方法はいくつかあります.特に筋を触診することが多いと思いますので 筋 […]

  • 2020年5月1日
  • 2022年1月9日

安定性を高めたい時のPNF手技~アプロキシメーションとは~

 姿勢がぐらぐらして安定していないなー.  肩のインナーが効いていなくて不安定だなー. そんな安定性を高めたい時に使用するPNFをご紹介します. アプロキシメーション(圧縮)  PNFの手技にアプロキシメーション(圧縮)という手技があります.  普段圧縮というのを感じていないかもしれませんが,日常生活で常に人体に対して加わっている ものです.  人は地球上に存在する限り重力というものを受けています […]

  • 2020年4月26日
  • 2022年1月9日

思い込みが与える患者へのリスク・気づきがもたらす患者への貢献.

 今は自宅で飲むことが多くなりましたね.私も今日は家でお酒を飲んでます.私のおすすめはなんといっても こだわり酒場のレモンサワー!!!!お店で飲むレモンサワーのおいしさが自宅でも飲める感じ!!!おいしいので是非!!! さて,今回は思い込みについてです.私たちセラピスト特に,経験年数が増えてくるに従い,思い込みがでてきます.変形性膝関節症だから膝が痛いのは仕方ない....痛みがあるのはいけないことだ […]

  • 2020年4月25日
  • 2022年1月9日

上半身質量中心と下半身質量中心から姿勢を診ていく必要性

 一般的に身体重心の位置は第2仙骨の前方,あるいは成人男性では身長の約56%, 女性では約55%といわれていますが,どの位置なのかよくわからない... また身体重心の位置を見てもそれが治療にどう反映したらいいかわからない... そんなとき,この上半身質量中心と下半身質量中心から姿勢を診ていく必要性があり, これから解説していきます. 上半身質量中心と下半身質量中心とは 上半身と下半身を上下に二分し […]

  • 2020年4月23日
  • 2022年1月9日

セラピストが治療を行う上で質量中心点の考え方が必要な理由

 物体を動かすにはこの質量中心点の考え方が非常に重要になってきます. この考え方がない状態で患者を動かそうとすると患者は変に力が入ってしまい, 治療効果が得られにくくなります.またメカニカルストレスを与えてしまい, かえって悪くしてしまう恐れがあります. 質量中心点とは  質量中心点とは,字のごとく物体における質量の中心に位置する点です. 物体を動かすときはこの「移動」と「回転」が働きます.どちら […]

  • 2020年4月16日
  • 2022年1月9日

疲れの原因を知るためのフィジカルアセスメント

この患者は疲れやすくて体力ないなーと思ったこと ありませんか?ちゃんと原因究明はしていますか? 疲れやすいのも理由がいくつかあるのでフィジカルアセスメント とともにご紹介します. 生理的因子 まず第一に生理的な要因で疲れていないか確認が必要です. 具体的には, 1. 食べているか? 2.寝ているか? 3.動きすぎていないか? 栄養状態,睡眠状態,運動状態により疲れやすさは変化するため確認が必要です […]