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ブログ

  • 2020年6月28日
  • 2024年1月7日

糖質って何?~食事から糖尿病を考える~

 治療してもなかな良くならない.あるいはその場ではよくても次の日には元に戻ってしまうことはよくありませんか.セラピストは運動だけでなく,栄養,睡眠など身体に影響することはすべて考える必要があります. 今回は栄養のなかの糖質についてご紹介します. 糖質とは  栄養素には炭水化物(糖質),タンパク質,脂質,ビタミン,ミネラルがあります.そのうち炭水化物(糖質),タンパク質,脂質は3大栄養素と呼ばれ体内 […]

  • 2020年6月26日
  • 2022年1月9日

触り方がもたらす影響~治療効果,心理的変化,痛みが変わる理由~

私たちセラピストはクライアントに触れることが多々あります.しかし普段治療中に意識して触っているでしょうか?なぜそこに触れているのかと問われたときに明確に解答することができますか? 今回は触覚刺激がもたらす影響について考えていきます. 主動作筋を触り,拮抗筋には触れない理由  収縮を促したい筋に対して,どのように意識させて収縮を促しますか?  収縮を促したい筋に対してタッピングをする方も多いのではな […]

  • 2020年6月23日
  • 2024年1月7日

鉄欠乏性貧血,巨赤芽球性貧血って何?~栄養から貧血を考える~

 貧血とは血液中の赤血球の減少やヘモグロビン量が少なくなり,体内に酸素を十分に供給できなくなった状態をいいます.  例えば,手術後で血液が体外へ排出したことで起こる貧血や腎臓の機能が低下して造血を促すホルモンの産生が不十分となった腎性貧血など貧血の原因は様々です.  そんななか今回は食事との関係が深い鉄欠乏性貧血,巨赤芽球性貧血を考えていきます. 鉄欠乏性貧血とは  赤血球に含まれているヘモグロビ […]

  • 2020年6月19日
  • 2022年1月9日

視覚はただの感覚情報ではない!?視覚がもたらす治療への影響と貢献

感覚情報の80%は視覚情報といわれているくらい視覚がもたらす影響は数知れません.PNFでも視覚を 利用することで治療効果を上げることは多々あります.今回は視覚の効果についてご紹介します. フィードバック機構の活用 目的の動作を行う上で視覚によるフィードバック機構は必要不可欠です.視覚より情報を取り入れ修正 していくことでより高度で精度の高い動作を獲得することができます.PNFにおいてもパターンなど […]

  • 2020年6月17日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上~縫工筋編~

 触診の技術を向上することで治療,評価技術の精度を上げることができます.触診方法については 以前記事にした,「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」をご参照ください.今回は縫工 筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~縫工筋とは~ 縫工筋は臨床上メカニカルストレスを受けやすい部位です.特に停止部は荷重時に伸張ストレスを受け ることが多く,疼痛を惹起しやすい部分です.荷重時の伸張ス […]

  • 2020年6月14日
  • 2020年6月14日

抵抗運動は筋力強化目的だけじゃない!?目的とする運動の方向性を導く

抵抗運動は,セラピストであれば誰しもが使用している方法だと思います.しかし使用方法により治療 効果が変わってきてしまうことがあります.誰しもが使用しているからこそ治療を行う上でその差が生 まれてきてしまいます.今回は抵抗運動についてご紹介します. 抵抗運動は目的とする運動の方向性を導く 抵抗運動は,筋力強化に使用するものと認識している人も多いのではないでしょうか.PNFでは抵抗運 動をクライアント […]

  • 2020年6月9日
  • 2022年1月9日

筋の出力向上,協調性向上のためのPNFテクニック~コンビネーションオブアイソトニックス~

コンビネーションオブアイソトニックスとはPNFのテクニックのなかでも使用頻度が高くPNFパターンを使用するときだ けでなく単関節運動時,日常生活の活動に対する機能訓練時など幅広く使用することができます.また PNFパターンを知らなくても利用可能なためぜひ参考にしてみてください. コンビネーションオブアイソトニックスとは 心性収縮の活動は多くありますが,クライアントによっては求心性収縮は可能 […]

  • 2020年6月5日
  • 2022年1月9日

腰痛の原因が腰以外に,隣接する関節を考える必要性

腰痛のクライアントに対して,腰のマッサージやリラクゼーションしてもよくならなかったり,かえっ て悪化したりすることがあると思います.腰痛の原因は腰椎とは限りません.膝関節痛の原因が股関節 にあるかもしれません.人の身体は優秀であり,常に各関節が補いあって動作を遂行します.それがか えって原因究明を困難にしているかもしれません.今回はそんなトレードオフの関係性から臨床応用ま でご紹介します. 可動性 […]

  • 2020年6月2日
  • 2024年1月7日

骨粗しょう症はカルシウムの不足だけではない!?

   一般的には骨密度は20歳前後をピークに減少していきます.高齢者の多くは骨密度が低く骨粗しょう 症の方が多いと思います.そのため私たちセラピストは骨の生成に必要なカルシウムの摂取を促すこと が多いと思います.しかしカルシウムは体内で吸収されにくいためカルシウムのみでは不十分です.他 のミネラル,ビタミンなどを併せて摂取することが必要です.今回は骨粗しょう症にならない,あるい は改善す […]

  • 2020年5月29日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上~梨状筋編~

 触診の技術を向上することで治療,評価技術の精度を上げることができます.触診方法については 以前記事にした,「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」をご参照ください.今回は梨状 筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~梨状筋とは~  梨状筋の過緊張は梨状筋症候群として坐骨神経障害を呈する場合があります.坐骨神経は梨状筋下孔 を通過して梨状筋との間で絞扼性神経障害を生じやすい部位で […]