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ブログ

  • 2020年8月15日
  • 2022年1月9日

腸内環境を知るためには便をみろ

 便の7割以上が水分でできています.残りの1~2割が腸内細菌,1割強が食べ物の残りカスになります.食べ物の残りカスより腸内細菌が多いのです.そのため便は腸内環境を反映しており,腸内環境が整っているかどうかは便をみれば判断することができます.  今回は便について紹介します. 脳腸相関  腸は脳と神経でつながり自律神経の支配を受けて敏感に反応します.心配ごとや悲しいことがあったり,大事な試験の前に神経 […]

  • 2020年8月5日
  • 2022年1月9日

体温を上げると人は健康になる

 体温が一度下がることに免疫力が30%下がると言われています.現代人は平均体温が36.2℃と低体温の人が増えており,アレルギー,花粉症などに罹る人が増加しています.  では,なぜ体温が免疫と関係しているのでしょうか.免疫と体温の関係性,低体温の原因,体温を上げるにはどうしたらよいか解説していきます. 免疫と体温の関係性  白血球が血液を介して体内を流れることで,ウイルスや細菌など異物が侵入していな […]

  • 2020年7月30日
  • 2022年1月9日

免疫って何?免疫の鍵は腸内環境が決める

 昨今新型コロナウイルスの影響により免疫力というワードが日々飛び交っていますが,そもそも免疫力とはなんなのでしょうか.またどうしたら免疫力を上げられるのでしょうか.ネットの蔓延る情報に何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってきているので今回は免疫力について解説していきます.  今回の新型コロナウイルスだけでなく,SARS,ノロウイルス,新型インフルエンザなどウイルスによる亡くなられる方は数 […]

  • 2020年7月24日
  • 2020年7月24日

筋出力の向上させるPNF手技~ダイナミックリバーサル~

 PNFはスタビリティの向上を目的とする手技や,協調性を促す手技,ストレッチに利用する手技など様々な場面で用いることが可能です.  今回は筋の出力向上を目的に利用するダイナミックリバーサルを紹介します. ダイナミックリバーサル  ダイナミックリバーサルとは一側の求心性収縮の後に,反対側の求心性収縮を与えるものです.つまり動筋と拮抗筋に対して交互に徒手抵抗を加え動筋,拮抗筋の相互に求心性収縮を促すこ […]

  • 2020年7月21日
  • 2022年1月9日

めまいに潜むリスク.めまいを鑑別する必要性.

 めまいを軽くみてはいけません.めまいの背後には心血管疾患,脳血管疾患,急性出血など隠されている場合があるため,これらを鑑別できる能力が必要になってきます.  めまいの訴えがあった場合やいつもと異なりぼーっとしている場合は速やかに意識レベルの確認を行う必要があります.会話が行えない場合は脳血管疾患の疑う所見になるためただちに救急搬送を行う必要があります.  意識レベルの低下がなく,会話が可能であれ […]

  • 2020年7月17日
  • 2022年1月9日

笑って失敗できる人,「失敗力」がある人こそが一番強い!?

 失敗って良いことですか?  成功は全人類が良いことと言うでしょう.失敗は多くの人が悪いことと認識します.本当に失敗は悪いことなのでしょうか.人は失敗を恐れるあまり,現状のまま「何もしないこと」を選択することが多くありませんか.どうしたら現状を打破することができるのか私なりに考えていきます. 「成功」の反対は何?  私たちは必ず「成功」する道がであれば,絶対に「成功」する方向に向かいます.3億円の […]

  • 2020年7月15日
  • 2022年1月9日

触診技術の向上~大腿筋膜張筋編~

 触診の技術を向上することで治療,評価技術の精度を上げることができます.触診方法については以前記事にした,「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」をご参照ください.今回は大腿筋膜張筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~大腿筋膜張筋とは~  大腿筋膜張筋,中殿筋,大殿筋は骨盤の側方に位置しており,骨盤の側方に対する制御として作用します.骨盤に対して前方を走行する筋が大腿筋膜張筋, […]

  • 2020年7月10日
  • 2022年1月9日

牽引による運動性の促通

 PNFとは固有受容器を刺激することで神経,筋に対して正しい反応を引き出す,促通することを原点としています.  今回は牽引刺激による反応,促通方法をご紹介します. 牽引刺激による反応  日常生活でも「牽引」による筋活動はみられます.例えば重い荷物を手で持っている場合上肢には牽引刺激が加わり,それに対して関節が引き離されないよう求心性の筋活動が高まります.  先ほども述べたように,牽引刺激は関節内の […]

  • 2020年7月6日
  • 2024年1月7日

質量中心,足圧中心から姿勢,動作を観察し筋の状態を把握する必要性

 姿勢とは絶対的に使用するものであり坐位,立位に関しては重力に対して抗する姿勢となるため筋による制御が必要となります.姿勢は前後,左右に崩れがみられ,その姿勢に応じて過剰使用の筋,過小使用の筋など筋のインバランスがうまれます.  言い換えると姿勢を診ることで筋の状態を評価することも可能です.今回は質量中心,足圧中心から姿勢を評価していきます. 質量中心,足圧中心から姿勢の評価  重力下で姿勢を保持 […]

  • 2020年7月1日
  • 2020年7月1日

安定性の向上を図るPNF手技~スタビライジングリバーサルとは~

 安定性を高める方法として以前「アプロキシメーション(圧縮)」をご紹介しました.圧縮刺激を加えることで安定性を高める手技でした.  今回は抵抗を加え保持させることで安定性を高めるスタビライジングリバーサルという手技をご紹介いたします. スタビライジングリバーサルとは  多くのクライアントは動筋と拮抗筋の筋インバランスが起こっています.背筋群に対しての腹筋群,大腿四頭筋に対してのハムストリングス,前 […]