高齢者は「毎日が日曜日なのー.」と話す方をよく見かけます.
これは,認知症になる危険性があります.
これを是正するためにはワンポイント習慣が大切です.
習慣がないことのリスク
毎日が日曜日と聞いて「いいなー」と思う人は多いかもしれません.毎日仕事をしている人
毎日家事をされている人からみると羨ましく思えます.しかし,毎日が日曜日ということは
やりたいことがやれる反面,習慣がなく何もやらなくても大丈夫とも言えます.
仕事など毎日の習慣がなくなるということは日程を調整する必要がなくなります.
日程を調整することがないとそこに至るまでの経過を頭の中で考えることがなくなります.
頭の中で時間の調整,行く先に合った服装の選定等がなくなります.
そうした頭のなかで考えることが少なくなると認知症になるリスクが増えていきます.
定年退職した男性が認知症になりやすいのも上記のことが原因の一つとも言えます.
ワンポイント習慣
例えば,毎日昼の14時からジョギングをする習慣をつけるとします.
そうした場合逆算して
- 昼は12時に食べれば消化して運動しやすいかな.
- 13時50分頃に着替えよう.動きやすい服装を考えよう.
- 14時今日は天気が良くて桜がきれいな公園にいこう.
- 16時に見たいテレビがあるからそれまでに帰ろう.
など.一つの習慣でそれを実行するまでの時間を調整しながら行動します.
これは別に運動をしたほうがいいわけではありません.習慣化できるものから
取り組むことが大切です.例えば,「必ず7時にご飯を食べる」でも構わないのです.
そうした場合,そしたら何時に寝ようとか計画を立てることが大切なのです.
主婦の人は家事などで計画することが多いので認知症予防となるのです.
計画して生活することが,頭を使って生活することに繋がり,認知症予防となります.
そのうえで可能なら外出することが習慣化されれば,その日の天候,服装,交通状況等
さらに考えることが増えるので徐々に取り入れていくことがよいと思います.
まとめ
ワンポイントの習慣を作ることが規則正しく計画して生活することができ,頭を使うここと
ができるので認知症予防に繋がります.
まずは自分が出来ることを習慣化してみて,ステップアップとして外出,運動することを習慣化
していくと認知症予防になり,90歳,100歳でも楽しく過ごしていけると思います.
参考にしてみてください.