1日3食は多すぎる!?

今の世の中は食べたいと思えば、24時間いつでも買える環境があり、3分お湯を注げば出来上がるインスタント食品があり、何でも食べられる環境となっています。

しかし、その環境が食べすぎを招き、身体を壊す原因となっているのをご存知ですか?今回は食べすぎについてご紹介します。

人間は飢餓に慣れている!?

600万年、狩猟採集民族であった私たちは狩りをして獲物を捕らえたら食事にありつけることができました。しかし毎回食事にありつけるわけではありません。獲物を捕まえられない日々も日常茶飯事に起きます。

そのため、身体は糖などの栄養を脂肪に置き換えて蓄えるように進化しました。糖が美味しく感じるのも飢餓を防ぐための脳の指令でもあります。

しかし現代では食品に溢れており、何でも手に入るようになりました。そんな世の中で脳の赴くままに食べてしまうと、糖ばかりを過剰に摂取するようになってしまい脂肪もどんどん蓄積していってしまいます。

私たちは飢餓に対して対応できるようになっているのですが、糖を食べ過ぎて脂肪が付きすぎた身体には適応できていません。

 人間の身体は脂肪を体内で異物として捉え免疫機能が働き常に炎症している状態です。

しかし、ウイルスなどとは違って、そうそう除去できる物ではないため、常に慢性的に身体のあちこちで燃え続けており、身体が重く、疲れが取れないなどの症状がみられてくるのです。

また肝臓を考えた場合、3食あるいはおやつなど間食していると代謝を司っている肝臓は常に働くことになります。

その他、胃、小腸、大腸なども食べ物を消化、吸収するために同様に休む暇がない状態です。

また、加工食品による食品添加物やトランス脂肪酸も同様です。これらの食品は食品を腐らせないように、あるいは安価にするため、人間によって加工されており身体にとって新しすぎる食品になります。

そのため身体が適応できず、消化、吸収、代謝しにくいため脂肪に溜まりやすく且つ、内蔵に負担がかかってしまうのです。

1日3食は多い?

狩猟採集民族や農耕時代も1日2食の生活をしていました。なぜなら私たちのように朝起きたらすぐに食べ物があるわけもなく、狩りにでかけたり、火起こしに時間を要したりするため、食事にありつけるのは昼頃になってしまうのです。つまりお腹が空いてから食事にありつけるまで数時間空くのが当たり前でした。

その昼、夜の2食生活を600万年も続けており人間の身体は慣れてしまっています。つまり脳がお腹空いたと認識してからすぐに食べ、1日朝、昼、晩の3食摂取することは身体のリズムが崩れてしまう可能性があります。

また、先ほど述べたように現代の食事は食品添加物やトランス脂肪酸など内蔵に負担をかけています。

食事の回数を減らすことは、体内のリズムを正常に戻すだけでなく内蔵への負担軽減にも繋がるのです。

汗をかいて解毒しよう

先ほど上げた食品の多くは脂溶性製品にあたります。脂溶性とは油に溶け込んでいくということです。つまり私たちの脂肪にも身体に悪いものが溶け込んで定着していくのです。

その溜まった脂肪を代謝させることで、慢性的な炎症がなくなり身体の調子が良くなってきます。

その方法の一つが低温サウナでじっくりと汗をかくことです。

なぜ低温なのかというと、高い温度のサウナではそもそも長く入っていることが難しいのと、高温による一気に汗をかくのは水分のみ排出され脂肪に定着しているものを除去することが難しいからです。

そのため低温サウナでじっくりと汗をかき脂肪に定着した毒を解毒していきます。

じっくりと汗をかくのが良いので、岩盤浴や半身浴なんかもおすすめです。

また適度な運動も良いでしょう。しかし過度な運動をすると活性酸素が大量に増えるため運動量には注意が必要です。

まとめ

1日3食は糖の過剰摂取、食品添加物やトランス脂肪酸の過剰摂取に繋がり内蔵に負担をかけるだけでなく、脂肪の蓄積にも繋がります。

1日2食と食事の回数を減らすことや、脂肪に溜まった毒を除去するためにじっくりと汗をかく低温サウナを実施してみると、身体の調子も変わってくるかもしれません。是非参考にしてみてください。

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